Flappy's Cafe
4月14日,茶臼山動物園の「春の動物園まつり」で丸一日モモコの可愛さを堪能した帰り,実はずっと楽しみにしていたある場所を訪ねてきました。
長野市安茂里にあるカフェ&バー Flappy's Cafe です。
長野市街から茶臼山動物園までの経路上に位置し,オーストラリア人と日本人の夫婦が経営しています。「茶臼山動物園の帰りにここへ寄ってオーストラリアのお話を聞いてみた」という,このブログには珍しい飲食店の探訪記です。以下,お酒を頂きながら聞いた内容なので覚え違いがあったらご容赦ください。
安茂里駅から歩いて10分ちょっと,目当ての建物が見えてきます。
可愛らしい外装。ご主人の Curtis さんのお話では,買い取った中古物件をリノベーションしてカフェ&バー兼幼児向け英会話スクールとして開業したとのこと。店名になっている Flappy というのは,オーストラリアのテレビ番組か何かの登場人物で,カモノハシのキャラクターらしいです。ちなみにウォンバットのキャラクターもいるのか尋ねたところ,「ウォンバット」という名前のウォンバットが登場するとのこと(なんじゃそりゃ)。
奥様のクミコさんのご親戚がリフォームした店内は本物のブーメランやカモノハシのお人形を始め,オーストラリアグッズに溢れていました。
うちのウォンバットちゃんも混ぜて頂き,店内のオーストラリアンアニマルズと記念撮影‼ 流石ウォンバット。違和感ゼロ。
実は事前の下調べが甘く,土曜日は予約制でこの日はもともとお店を開ける予定ではなかったそうなのですが,私たちが東京からやってきたと聞くや「ランチメニューでよければ」と特別にお店をオープンしてくださったのです。(次からは必ず事前予約を入れます!)
グリルチキンやアボカド乗せチップスなどランチメニューからおすすめをサーブしてくださり,ビールやワインで頂きました。Curtis さんの各国でのシェフ歴を惜しみなく活かした多国籍メニューはどれも美味しく,お酒の進みも最高。幼児英語教育から長野駅に出たクマの話まで,いろいろな話題に花を咲かせました。もちろん Curtis さんは茶臼山動物園にウォンバットがいることをご存じで,日本のウォンバットの飼育頭数が激減していることや国内になかなかの数のウォンバットファンがいることなど,ウォンバットークも盛り上がりました。
オーストラリア人の Curtis さんと日本人の奥様クミコさん。とても気さくにお話して下さいました(英語で)。
カフェ&バー Flappy's Cafe は国道19号線沿い,JR安茂里駅から徒歩10分強。茶臼山動物園帰りのディナーにこれ以上のロケーションはないでしょう。
読書録『ウォンバットの撫で方』第7回 ウォンバットの一日
ウォンバットの寝床
After an hour or more, the wombat rolls over onto its back, with its legs up in the air―the back legs straight up, and the front legs bent a bit. When a wombat is in this position, it is very, very sound asleep. In fact, sometimes it's in such a deep sleep, it is impossible to wake! 一時間もすると,ウォンバットは寝返りを打って足を空中にもたげ,後足はピンと伸ばし前足は少し曲げたような姿勢になります。ウォンバットがこの姿勢のとき,とても,とてもぐっすり寝ています。実際,時には熟睡しすぎて起こせないほどなのです。(後段拙訳)